
式は挙げたいけど、あまり目立ちたくない…

少人数でアットホームな式にしたいな♪
小規模で行いたいあなたにピッタリな結婚式…それは、家族のみで行う”シンプル結婚式”です!
今ひそかに人気を集めている挙式スタイルなんです。
具体的にどんな流れで行われるのか?費用は一体いくらかかるのか?など、不安を感じる方もいるでしょう。
実は、流れは一般的な挙式とほぼ変わらず、さらに費用は通常の6分の1から10分の1に抑えられます。
しかし、事前のリサーチが少なく

結婚式の流れをいまいち把握できずにプランを決めてしまった…

ゲストが楽しめたかどうかわからない…
と、後悔してしまう事態にならないために!
結婚式の流れや、家族のみでも結婚式を充実させるオススメの演出をまとめてみました!!
結婚式を家族のみで行う流れとは?3つの主流スタイル

家族のみで行う結婚式の流れには、いくつかのスタイルがあります。
定番の結婚式はもちろん、基本的なスタイルを軸に様々なカップルの個性に合わせて自由度の高い式を作ることができます。
家族のみで行う結婚式の流れは主に3種類
カップルの数だけオリジナルな結婚式がありますが、その中でも最も多く選ばれている基本的な流れをご紹介します!
スタイル | こんな方にお勧め |
---|---|
1.挙式のみ | 費用を抑えたい方 |
2.挙式+会食(披露宴) | 雰囲気も重視する方 |
3.会食(披露宴)のみ | 堅苦しい雰囲気が苦手な方 |
定番の結婚式の流れと言えば、挙式+会食(披露宴)スタイルですが、家族のみで行われる場合、挙式だけや食事会だけの流れでもできちゃうんです!
一つずつ詳しく見ていきましょう!
1.挙式のみのスタイル
結婚式のセレモニーのみを行う、最もシンプルなパターンです。
教会式・神前式・仏前式・人前式などのさまざまな挙式スタイルから選ぶことができます。
挙式のみのスタイルは、結婚式の儀式をしっかりと体感しつつ、費用をできるだけ抑えたいカップルにオススメです!
事前準備が必要なものも通常に比べて少ないため、準備期間があまりもてない方にも向いていると言えますね。

ウェディングドレスもいいし、白無垢も憧れるけど…実際はどんな感じかな?
憧れはありつつも、具体的な内容が分からなければ中々ピンとこないですよね。
それぞれの違いを見れば、少しイメージしやすくなるかもしれません。簡単に紹介していきます!
■教会式
カトリック教派の方は神父に、プロテスタント教派の方は牧師に対して誓う儀式で、主にチャペルや教会で執り行われます。
教会式は、十字架の前で愛を誓う、定番のスタイルですね。
純白のウェディングドレスが魅力的です。
■神前式
日本の伝統を肌で感じられる挙式スタイルで、日本古来の神々に誓いを立てる挙式です。
大半が神社で行われ、それ以外だとホテルや結婚式場内にある神殿で行われています。
白無垢を着てみたい方、祖父母を喜ばせたい方に、神前式はオススメです。
■仏前式
日本で古くから行われている挙式スタイルで、仏様の前で執り行われます。
来世でも愛を誓うという意味があるそうです。
神前式よりも結婚式を挙げられる場所が限られますので、ほかのスタイルよりも事前リサーチが必要です。
また、両家の宗派の確認もしておかなければなりません。
仏前式は相手家族が仏教以外を進行している場合、式を挙げられない可能性があるので注意しましょう。
■人前式
人前式は、ゲストに立会人をお願いします。カジュアルな雰囲気で楽しんで行うことができる式です。
レストランやゲストハウスなどで行うこともでき、他のスタイルに比べて非常に自由度が高いです。
カジュアルでリラックスできる式を希望されている方に人前式はオススメです。
2.挙式+会食(披露宴)スタイル
家族のみの結婚式では、最も選ばれているパターンです。
挙式を行った後、同じ会場かもしくは別の会場に移動し、家族や身内でゆったりと食事会を楽しめます。
定番の結婚式の雰囲気を味わいながら、費用をリーズナブルに抑えたい方に、挙式と会食を合わせたスタイルはオススメです。
人数に合わせたコンパクトな会場を選ぶことで、新郎新婦とゲストの距離も近づきアットホームな雰囲気でリラックスして楽しむことができます。
「ご祝儀に気を遣わせたくない!!」というあなたには、会費制の結婚式についても詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

3.会食(披露宴)のみのスタイル
挙式は行わず、食事と歓談がメインのパターンです。家族・身内だけで親睦を深めたい方におすすめのスタイルですね。
新婦の衣装も、ウェディングドレスよりもシンプルなワンピースにウェディング要素を加えた、動きやすい衣装を選ぶ方が多いです。
堅苦しくなくリラックスした雰囲気で行われるため、堅苦しい儀式が苦手な方や、再婚の方にも会食のみの結婚式はオススメです。
教会式を例に一般的な式のスケジュールをご紹介
では、結婚式は実際どんな風に時間が流れていくのでしょうか?
ここでは1番人気の高い教会式の例をご紹介します。
- 新郎が入場
- 新婦が入場
- 賛美歌を斉唱
- 聖書朗読、祈祷
- 誓いの言葉
- 指輪の交換
- ベールアップ、誓いのキス
- 結婚の宣言
- 結婚証明書への署名
- 祝祷
- 新郎新婦が退場
神前式や仏前式、人前式でも基本的な流れは同じですが、神前式ではお祓いを受けたり、仏前式では祝杯をあげたりすることがあります。
なんと、人前式では誓いの言葉をオリジナルに替えちゃってもOKなんです!
ユーモアを取り入れたアレンジをしようか?それとも、情熱たっぷりに誓いを立てようか⁉考えるだけでワクワクしちゃいますよね♪
結婚式を家族のみで行う費用の基本は10万円から40万円

一般的なゲストを50~80人呼ぶ結婚式の相場の平均は、300万円前後と言われています。
家族のみで結婚式を行う場合、一般よりも挙式費用を大幅に抑えて、10万円から40万円で行えるんです!
結婚式スタイルや人数によって相場が変わる
実際に少人数で結婚式を行う時、各スタイルごとやゲストの人数によってかかる費用は変わってきます。
詳しく見ていきましょう!
結婚式のみの費用
家族のみで挙式だけを行う場合、平均的な相場は以下のようになっています。
- 教会式…20~40万
- 神前式…10~30万
- 仏前式…10~25万
- 人前式…10~30万
費用のほとんどが挙式料のため、式のスタイルによって値段が変わるようですね。
挙式料以外にかかる費用は、
- 新郎新婦の身の回りや様々なお世話をしてもらうための介添え料
- 衣装レンタル代
- 司会進行代
- ヘアメイク代
- ブーケ代
- 写真撮影代
その他オプションをつけると、追加で料金がかかる場合が多いので、注意が必要です!
結婚式+食事会(披露宴)
結婚式と食事会を行う場合、ゲスト1人あたり1万5千~2万で考えると…。
家族のみのゲスト10人ほどであれば結婚式の費用+15~20万ほど。
親族も含めた20人ほどであれば、結婚式の費用+30~40万ほどかかります。
ゲストが20人を超える場合は、レストランを貸し切りにしたり、披露宴会場を使用したりすることが多いです。
この場合、人数に応じた会場使用料が発生することがあります。
ゲストが10人前後の場合は、会場として料亭やホテル内のレストランを選ぶことが多く、会場使用料がかからないケースがほとんどのようです。
会場使用料が発生するかどうか、必ず事前に確認しておきましょう!
食事会(披露宴)のみ
食事会(披露宴)のみで挙式を行わなかった場合、先に述べた通りゲストの人数で変動はありますが15万~40万ほど必要だと思われます。
入退場の派手な演出はなく、お色直しの回数も少ないため、いくつかの演出を入れても一般的な披露宴に比べてかなり費用を抑えることができます。
家族のみで行われる場合、食事や歓談を楽しむことが多いです。
そのため、衣装を動きやすいシンプルなものにする方が多く、ここでも費用が抑えられます。
食事会(披露宴)かかる費用の内訳は、
- 会場使用料(かからない会場も!要確認)
- 料理、飲み物代
- お花代
- 衣装レンタル代
- ヘアメイク代
- 控室代
費用に余裕があれば、料理のランクアップをするとゲストに喜んでもらえますね♪
結婚式の家族のみで使える演出オススメ8選を紹介!!


通常の結婚式よりも、結婚式感がなくて充実するか心配…
披露宴のみ行われる方は特に、こういった不安があるかもしれませんね。
そんなあなたにオススメの演出を8選ご紹介します!
- 料理にこだわる
- ケーキカットを取り入れる
- 盛り上げ上手なゲストがいればスポットを当てる
- 両親への花束、手紙を用意する
- フォトラウンドを取り入れる
- ゲスト一人ひとりにメッセージを用意する
- 引き出物・ギフトのランクアップ
- 披露宴での生演奏
1.料理にこだわる
料理がおいしいと、それだけで会話が弾みます。
人数が少ない分、食事のランクアップをすることで満足感を演出できますね♪
2.ケーキカットを取り入れる
披露宴のみの場合、ただの食事会になってしまうかも…と不安な方におすすめなのがケーキカット。
これだけで「結婚式らしさ」を味わえます。
3.盛り上げ上手なゲストがいればスポットを当てる
盛り上げ上手なゲストにスピーチをしてもらい、新郎新婦とのエピソードをお話してもらいましょう!
人前式であれば、司会をお願いするのもよさそうです。
4.両親への花束、手紙を用意する
こちらは定番の演出で、結婚式の泣き所です。
カップルにとっても、これまでの人生を振り返り、改めてご両親に感謝を伝えられる大切な時間になりますね。
新婦と新郎それぞれが伝えることも、家族のみの少人数だからこそできる演出です。
5.フォトラウンドを取り入れる
通常の結婚式でも取り入れられていますが、人数が多いと慌ただしくなりがちです。
家族のみの挙式であれば少人数なのでゆったりと個人との撮影や会話を楽しみながら各テーブルを回ることができます。
6.ゲスト一人ひとりにメッセージを用意する
人数が少ないので準備しやすいですね。
一人ひとりに感謝の手紙を贈ったり、メッセージムービーを用意したりするのも良いですね♪
7.引き出物・ギフトのランクアップ
人数が少ない分、通常よりも予算をかけランクアップをする方も多いようです。
ゲスト一人ひとりを思い浮かべながら準備するのも楽しめそうですね♪
8.披露宴での生演奏
家族や身内のみの食事会であれば、通常よりも落ち着いた雰囲気になるかと思います。
家族のみの結婚式を行う特別なおもてなしとして、プロの生演奏がオススメです。
会話が少なくなっても音楽を楽しむことができ、心地よい空気で満たされるでしょう。
まとめ
- 結婚式で費用を抑えたい方は挙式のみ、雰囲気を重視する方は結婚式+食事会、カジュアルに楽しみたい方は食事会のみのスタイルがオススメ
- 家族のみで行う結婚式も基本的な流れは変わらないが、人前式なら誓いの言葉をオリジナルに変えることができる!!
- 結婚式を家族のみで行う費用は、一般的な300万円前後に比べて10万円~40万円に抑えることが可能
- 結婚式を家族のみで行う費用は、オプションをつけることで追加料金が掛かるので注意
- 家族のみで結婚式を行う際にオススメな演出は、料理にこだわる、ケーキカットで結婚式らしさを取り入れる、フォトラウンドもオススメ
- 両親への花束や手紙、ゲスト一人ひとりにメッセージを用意する、引き出物のランクアップなども喜ばれる
いかがだったでしょうか。今回は、家族のみで行う結婚式の流れや費用について紹介しました。
演出を工夫することで、家族のみの結婚式であっても盛り上がる流れを作ることができます!
それぞれのカップルらしさを演出しながら、思い出に残る結婚式を作ってみてください。
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