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お墓参りで花がすでにある!対処法3つと花の種類や購入先も紹介

お盆やお彼岸で久しぶりに帰省するので
家族でお墓参りに行こう。

でも、たくさんの方が訪れるシーズンだから、花がすでにある!

そんな時は持って帰っても、墓地に置いて行っても、どちらでもOKなんです!


すでにある花はそのまま置いておくか、傷んでいたら入れ替えてあげましょう。

他にもまだまだ注意点がある!?

冠婚葬祭のマナーは学ぶ機会が少ないのに、知っていて当たり前だと思われがち。


マナーを知らずに勝手なことをすると、失礼だと怒られるかも…。

スマートな立ち振る舞いができれば、親戚の怖いオジさんの目も気にならず、子供たちにも大人の見本を見せられます。

今回は、もしお墓参りにいって花がすでにある場合の対応と、花の種類や値段、花を捨てる方法などをご紹介します!

もくじ

お墓参りで花がすでにある時の対処法3つをご紹介!

お墓参りに行ったら花がすでにある!

花立てがいっぱいだけれど、まだ綺麗なお花を捨てるわけにもいかないし、持参した花は持って帰るべき?

お墓参りのマナーなんて習ってないし…
みんなどうしているんだろう?

そんな風に思ってしまいました。
こんな時、マナー違反にならない、よい対策は以下の3つです!

  • 花立てを増やして置いておく
  • 自宅の仏壇用に持ち帰り
  • 無縁仏にお供えする

花立てを増やして置いておく

もし墓地に予備の花立てが用意されているなら、お墓の周りに花立てを置いてお供えしましょう。
すでにある花はそのまま供えておきます。

花立てとは、お墓に花を供えるように設置された対の花器のことです。

事務所がある墓地なら、管理人さんに聞けば貸してくれるかもしれません。

地方によっては、たくさん花をお供えしたほうがよいとされる風習もあります。花が増える分には問題ありません。

ただし、他の人の花立てを勝手に使うことや、墓地のルールを破ることはしないようにしましょう。

自宅の仏壇用に持ち帰り

すでにある花でお墓参りを済ませ、持参した花はそのまま持ち帰り、家のお仏壇に供えてあげるのも良い方法です。

ただ、この時注意したいのは仏壇とお墓のどちらにもお供えするのはNGです。

なぜなら、お仏壇はいわば小さなお寺さん。寺院にいかずとも、仏壇のご本尊さまに手をあわせるという性質です。

一方でお墓はお骨が入っていますので、ご先祖様にお参りするというニュアンスが強いもの。

よって、お墓にはご先祖様、お仏壇には仏様がいらっしゃると考えて、お墓参りに使った花を持ち帰り、お仏壇に供えることはしないでください。

無縁仏にお供えする

家にお仏壇がないし、仏花を持って帰っても使い道がない…という方におすすめなのがこの方法。

墓地に無縁仏のお墓はありませんか?
無縁仏とは身内が既に亡くなっているなど、お参りする方のいない仏さまのことです。

せっかく用意した仏花なので、たくさんの方に生かされている感謝を込めて、無縁仏でお墓参りするのもおすすめです。

お墓参りで花がいっぱいある! 処分や長持ちのさせ方!

お墓参りに来てみたら花がすでにいっぱいあるけど、もうその花は傷んでダメになってしまっている。

特に花が傷みやすい夏場はこういったシーンありますよね! こんな時には3つの方法がおすすめです!

  • 傷んだ花だけ抜いて交換する
  • 傷んだ花を墓地のゴミ箱か、自宅の燃えるゴミで処分する
  • 夏でも花を長持ちさせる工夫をする

傷んだ花だけ抜いて交換してもOK

仏花はゴムや紐で止めているだけなので、花立てから出して傷んだ花だけ取り除き、持参したお花と混ぜてあげましょう。

まだきれいな花なら、大事にしてあげるときっとご先祖様も喜びます。花がいっぱいであるほど、華やかで気分もいいものです。

花の処分は墓地のゴミ箱か、自宅で燃えるゴミに出そう!

ダメになった花を抜いたら捨てないといけません。
基本的には、お墓参りしている墓地にゴミ箱があるのでそこに捨てればOK。

もしゴミ箱が設置してないところなら、いったん持ち帰って家で燃えるゴミとして扱いましょう。

ただし、ご年配の方のなかには「墓にあったものを持ち帰るのは縁起が悪い」と考えることも。

周りの方や家族がどういう考え方なのか、それとなく聞いておくのもいいかもしれません。

夏でも花を長持ちさせる方法

せっかくお墓参りをするなら、きれいな花をずっとご先祖様に見ていただきたいですよね。

でも、夏場は傷んでいるお花のせいで墓地全体がいやな臭いに包まれていることも…。

かといって、お墓参りにいっぱい通うという方はあまりいないと思います。

お水をこまめに変えるのは難しいので、できる限り花を長持ちさせる対策をしましょう!
ポイントがこちらです。

  • 花の茎を水切りする
  • 切花用の栄養剤を入れる
  • 雑菌を増やさないため、10円玉を沈める
  • 花立てはよく洗ってから花を入れる

お墓参りの花はどこで買うのか場所や相場をご紹介!

お墓参りの日が決まったら花の用意をしましょう!花はどこで買うのがいいでしょうか。

お墓参りの花は仏花といって、生花店の他、スーパーやホームセンターで販売しています。
墓地によっては売店が併設されているでしょう。

私がお世話になっている霊園は土日休みなので、営業時間を確認してからがおすすめです。

また、ハイシーズンは売り切れることもあるので、混む時期は身近な所で用意してから行きましょう。

花は500円から1500円ほどが相場!

仏花の相場は500円から1500円ほどです。

どこで買うとしても同じ価格帯ですが、お盆やお彼岸などのハイシーズンは値上がりしますので留意しておきましょう。

お墓参りによく使われる花の相場はこれくらいです。

おすすめの仏花と費用の相場
  • カーネーション…1本200円〜300円
  • スターチス…1本100円〜300円
  • 菊…200円〜300円

だいたい、どのお花も300円ほどが相場のようです。

ただ、故人が好きな花をまとめてもらう場合は、花束にする別途料金などがかかることも

花束を頼むときは、どこで買うかも意識すると費用が抑えられます。

まずは予算がどれくらいなのか、あらかじめ家計と相談しましょう!

お墓参りは花なしやひまわりでもOK!種類やマナーを紹介!

最近よく見かけるのが一般的に売られている仏花ではなく、故人が好きだった花を花束にして供える方法。

実は、お墓参りでお供えする花について明確なルールはありません。

故人が好きだった花を用意することで、大事な人を思い返すきっかけになって良いでしょう。

ただ、周りの方への配慮として、花粉が飛ぶものや、華美で墓地の雰囲気を壊してしまうものは慎んでおくのがベター。

お供えのお花を選び、持っていく際はこの6つのポイントを確認しましょう。

  • ひまわりを供えるならミニサイズで
  • 仏花の基本は5色の奇数
  • お墓参りでお供えするとマナー違反になる花
  • キリスト教や神道など、他の仏教の時はマナーが異なる
  • お墓参りに花なしでいくなら、事前に確認を
  • お供えをするのは墓を華やかにというお釈迦様の言葉から

ひまわりを供えるならミニサイズがおすすめ

元気いっぱいのイメージなひまわり。故人さんが好きだったという方も多いはず。
もちろんお墓参りでひまわりを供えてもOK。

ただ、ひまわりは花が大きいので重みで茎が折れてしまうことも…。

ミニひまわりという小ぶりな品種がありますので、そちらの方が花がきれいに保てるためおすすめです。

仏花の基本は5色の奇数

どういう花を供えるのが一般的?普通にしたいんだけど

ルールがないとはいえ、常識はずれなことはできるだけしたくない。
私もそう思います。

そこで、お墓参りでお供えに使う花の基本的なマナーを調べてみました。

仏教では割り切れる偶数は縁起が悪いとされています。そのため、仏花は5色の奇数とするのが基本です。

  • カーネーション
  • リンドウ
  • トルコキキョウ

特に、お墓参りでは花の持ちや手軽さから、このような花がよく使われています。

花の長さは地域によってしきたりが異なりますが、花立ての倍の高さにするのがベターです。

花が傷まないように造花を選ばれる方も増えています!

こんな花を供えるのはマナー違反!

反対に、供えてはダメなのが、このような花です!
考え方としては、縁起が悪い・周りに迷惑をかけるものがNG。

  • 人を傷つけてしまうトゲのある花…バラ(トゲの処理をすれば大丈夫)
  • 毒性のある花…スイセン、ヒガンバナ
  • 香りが強すぎる花…ラベンダー、レモングラス
  • 花粉がたくさん落ちる花…ユリ
  • ボトンと丸ごと落ちる花…ツバキ、サザンカ

宗教によって供える花に違いはある?

仏教のお墓参りは上記のマナーに沿って仏花を購入しますが、代表的な他の宗教2つの場合はどうしたらいいかをご紹介します。

  • キリスト教の場合
  • 神道の場合

キリスト教の場合

キリスト教式では白いお花を供えるのが一般的です。

日本でよく使われる菊はほとんど見かけず、カーネーションやバラが中心。
生花のみを供物とするため、造花はタブーです。

神道の場合

神道では、そもそも花を供えません。
お墓へのお供えの場合、半紙なしで榊の葉を使います。榊立ては2本あります。

その他、馴染みのない宗教のお墓参りは故人と親しい方に作法を聞いてみるのもいいでしょう。

お墓参りは花なしで行ってもいい?先に確認しよう!

二重になってしまうのも勿体無いし、いっそ仏花なしでお墓参りをすればいいのでは?

そんな風に思ってしまったあなたに、ポイントを2つお伝えします。

  • 当日の予定を事前に親戚へ聞く
  • そもそも墓地が花のお供えを受け付けているか確認しておく

当日の予定を親戚に確認しよう!

お盆、お彼岸のシーズンでも、まったく同じ日にお参りするかはわかりません。

特に高齢の方だと、行くと言っていたのに、今日は足腰が悪いからと当日キャンセルがありがちです。

私は先客がいると思って手ぶらで行ったら、何も供えていなかったということがありました…

お墓参りする人が他にいないか、当日の朝に実家や親戚の方に確認しておくのが一番正確です。

墓地によっては不要である場合も

最近では掃除のしやすさ、管理体制の問題から、生の仏花を置かないように決めている墓地もあります。

既に造花を用意して供えてあるなら、持って行かなくてもいいので、管理業者や普段からお墓を管理されている方に聞いてみるといいでしょう。

最近都市部で人気のマンションタイプ、いわゆる納骨堂の墓地だと、手ぶらOK、花なしでのお参りが基本です。屋内のため、線香が焚けないことも。

花なしでいいかは墓地の公式サイトなどで確認できます!

お墓参りはなぜお供えをするの?起源はお釈迦様!

これでお墓参りのルールはよくわかった

だけど、そもそもなぜお供えがいるの?

お墓参りに限らず、年期法要やお仏壇に手を合わせるなど、法事の時にはお供えがつきもの。

諸説ありますが、お釈迦様の言葉が起源になっていると思われます。経典にこのようなことが残されています。

亡くなった人にはお参りする場所を作りなさい。

そこには、花を飾れたり、良い香りがしたり、礼拝できるようにしなさい。

これを元に、いまでもお墓参りには花やお供えが欠かせないのだと思われます。

私としては、大事にしてもらった祖父母にも花を愛でて楽しんでほしいという思いがあります!

どんな理由であれ、花やお供えを通して、墓参りでは感謝の気持ちを表現することが大事ではないでしょうか。

まとめ

  • お墓参りで花がすでにある場合の対応は3つある
  • 花立を増やすか、そのまま持ち帰って仏壇に供えるか、無縁仏にお供えするか
  • すでにある花が傷んでいれば持参した花と入れ替えてOK
  • 仏花はスーパーやホームセンターの他、墓地の売店で1500円あれば買える
  • 仏花は5色の奇数を選ぶのが基本だが、故人の好きなひまわりなどの花でも大丈夫
  • 花が無駄にならないよう訪問前に親戚の予定を聞いておこう
  • マンションタイプは手ぶらOKのところもある!
  • お供えするのはお釈迦様が起源。でも感謝の気持ちを忘れずに

不慣れなことも多いですが、お墓参りは大事な家族の行事ですよね。

ご先祖様を大事にすることを知るために、お子様と一緒にお参りするといいでしょう。

お墓参りをするのは故人を偲ぶ想いからです。
あまりルールに縛られず、ご供養する気持ちを大事にしてはいかがでしょうか。

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