当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

どくだみは虫除け効果あり!スプレーの作り方やアルコール注意点解説!

夏のレジャーは虫対策が悩みの種…。

うちの子は肌が弱くて蚊に刺されると、大きく赤く腫れあがってとても痒そう…。

うちの子は虫刺されを掻きむしってとびひになってしまい、お外遊びを嫌がるわ。

市販の虫除けスプレーはむせてしまうし、小さな子供に使っても良いのか心配。

そんな悩みを持っていませんか?

実はどくだみは虫除けに効果があり、小さなお子様やお肌が弱い方でも安心して使えるものなんです!

しかもどくだみは虫除けだけでなく虫刺され薬としても効果があり、なおかつ、とびひやあせもなどの肌荒れにも効果があります。

どくだみの虫除けを使うメリット、虫除けスプレーの作り方を徹底的に解説していきます!

スプレーを作る際に使用するアルコールの注意点もあるから最後まで読んでニャ!

もくじ

どくだみは虫除けにも効果あり!家族で安心して使える!

庭にどんどん生えてくるどくだみ。
そんなどくだみに、虫除け効果があるなんて驚きです!!

ではどくだみに、なぜ虫除け効果があるのでしょうか。

どくだみ特有の臭いを放つ成分が、虫除けに効果絶大なんです!

市販の虫除けと比較した場合、市販のものほど強力ではありませんが、子供にも安心して使えるのが特徴です

どくだみの虫除けスプレーが、市販品と比べてどう違うかは「どくだみが虫除けになる!市販品と比べた高ポイント4つ」で詳しく解説しています。

どくだみが虫除けとして効果がある理由

さまざまな有効な成分を持つどくだみですが、その中にある「デカノイルアセトアルデヒド」という成分があの独特な臭いのもとになっています。

どくだみが持つ「デカノイルアセトアルデヒド」という成分の臭いを蚊などの虫が嫌うため、虫除けとして効果があるのです。

そもそもどくだみは抜いても抜いても生えてきて、とても厄介な邪魔者の雑草という印象がないですか?

名前も「どくだみ」で、「どく(毒)」という言葉が入っていることから、なんとなく使用するのが怖いような印象がありますよね。

どくだみは「十薬(じゅうやく)」と呼ばれ、10種類以上の薬効があるんです!

名前の由来も毒を矯める(正しく治す)という意味から「どくだみ」と呼ばれるように なったという一説もあります。

どくだみの代表的な効能としては以下のようなものがあります。

  • 利尿作用
  • 動脈硬化の予防
  • 解熱や解毒
  • デトックス効果
  • むくみを改善
  • ニキビなどの肌荒れ改善
  • 虫除け
  • 虫刺され

こんなにたくさんの薬効が期待できるの!?すごいニャ!!

実はどくだみは、日本の3大野草の1つ。昔から民間薬としてとても重宝されてきたんですね!

どくだみは市販の虫除けほど強力ではないが子供でも安心

どくだみと市販の虫除けスプレーは、比較するとどっちが効果があるの?

残念ながら市販の虫除けスプレーの方が「強力さ」、そして「持続力」において優っていると言われています。

なんだー。じゃあ、やっぱり市販の虫除けを使った方がいいかな。

ですが、ちょっと待ってください!

市販の虫除けはよくよく「使用上の注意」を読んでみると、12歳未満には使用できないなど、使用制限が書いてある場合があります。

その他にも使用上の注意事項もあります。

絶対蚊がたくさんいる!!というような場所に行くときは、使用用法を守って市販の虫除けスプレーを使って頂くのがお勧め。

ですが、普段使いとして使うなら私はどくだみの虫除けをオススメします。
その理由をお伝えします!

どくだみが虫除けになる!市販品と比べた高ポイント4つ

私がどくだみの虫除けを市販品と比較したときに高ポイントだと思う点は4つあります。

  • 使用制限がない
  • 安心、安全
  • 1つで3役担える
  • 自分で作れる

どういうことか1つ1つ見ていきましょう。

どくだみの虫除けは使用制限がない

市販の虫除けスプレーは使用制限が設けられている場合がありますが、どくだみの虫除けは特にありません。

市販の虫除けスプレーの成分には2種類あります。

  • ディート
  • イカリジン

【成分1】ディート

「ディート」という成分が入っている虫除けにはいくつかの使用上の注意があります。

ディートは認可されてから50年以上も経つ歴史の長い虫除けです。

対策できる虫もブヨ、アブ、マダニ、ノミ、ヤマビル、サシバエなどかなり幅広いです。
ですが以下のような使用制限があります。

ディート12%以の商品ディート30%の商品
6ヶ月未満の乳児に使用できない
6ヶ月~2歳未満は1日1回まで
2歳以上12歳未満は1日1~3回まで
12歳未満は使用不可

参考 厚生労働省「ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について」

え!?12歳未満の子供は使えても回数制限があったりするんだ!?気にして見たことなかった…。

濃度は持続時間の長さを表します。30%で約6時間、15%で約5時間、10%で約3時間と言われています。

ディートが含まれる市販虫除けは、目や口、傷口などお肌の弱いところには使えず、衣服の繊維によっては変質させる可能性もあり注意が必要です。

お子さんは舐めてしまう可能性もあるので手には付けないようにしましょう!!

万が一目や口に入ってしまった場合は、すぐに洗い流すようにした上で病院に駆けつける必要があることも。

ディートは使用上の注意をきちんと守れば安全に使って頂けるものではありますが、いつも気を付けていられる自信がない…という方もいるでしょう。

【成分2】イカリジン

ディート成分が不安な場合、もう1つの成分「イカリジン」を使用した虫除けスプレーをお勧めします。

2015年に承認されたイカリジンは、特に年齢制限や使用制限は無く、効果もディートと同等と言われています。

ですがイカリジン成分の虫除けは、対象となる虫の種類が少なくなり、蚊、ブヨ、アブ、マダニのみです。

小さなお子様に市販の虫除けを使うならイカリジンの方がお勧めです。

どくだみの虫除けも、ディートのような年齢制限や使用制限はありません。

ただし、効果の持続時間が市販のものほどありませんので虫よけスプレーを持ち歩いて頂き、こまめにスプレーしていただくことをオススメします。

どくだみの虫除けは安心、安全

市販品の虫除けと違い、どくだみによる虫除けの最大のメリットは安心・安全というところです。

どくだみの虫除けは化学薬品や合成香料、保存料などを使用しません。

何ならどくだみ酒として飲んでいただいても大丈夫なものです。

とはいえ、どくだみの虫除けはアルコールを使って作りますので、アルコールに弱い方やお子様には濃度を調節していただく工夫が必要です。

どくだみの虫除けは1つで3役担える!

どくだみの虫除けが市販の虫よけスプレーより良品になる最大の理由は、用途が虫除けだけではないというところです!

「虫除け」というポイントだけを見て頂くと、どくだみの虫除けが若干弱いというのは否めません。

どくだみの虫除けがすごいのは、これ1つで、虫除けから虫刺され、そして肌荒れ対策まで3役も担えるところなんです!

あ、蚊に刺されたらどくだみの生の葉を揉んでこすりつけたらいいって聞いたことがある!

そうなんです!
どくだみは刺された後にも使える、虫刺され薬になるんです!

先程どくだみの有効成分としてデカノイルアセトアルデヒドという成分をご紹介しましたが、この成分は非常に強い殺菌・抗菌効果があります。

虫刺されをゼロにする!ということは言えませんが、いざ刺されてしまった時、今度は痒み止めになって活躍してくれます。

さらにさらに!
以下のような驚きの口コミも見つけました!

  • 市販の虫刺され薬ではすぐに治らなかったのにどくだみですぐに痒み・腫れが引いた!
  • ハチに刺されたけど治った!
  • いぼが治った!
  • ニキビやアトビーが良くなった!

どくだみは肌荒れの原因となる細菌の働きを抑制するため、掻きむしりによるとびひ、あせもなどに効く皮膚疾患薬になるんです!

もちろん個人差があるかと思いますが、試してみる価値はあるのではないでしょうか。

どくだみの虫除けは自分で作れる!

最後に、どくだみの虫除けの魅力は自分で作れちゃうところです!

なんせ畑や庭、その辺の道端、あらゆるところに生えていますからね…。

ご自身で採取して、お好みの分量を作ることができちゃうところも魅力の1つです。

自分で作れば余計なものは入っていないことは分かっているわけですから、安心して使えますよね!

では具体的にどうやったらどくだみの虫除けを作ることができるのか、見ていきましょう!

どくだみの虫除けスプレーの作り方!簡単4ステップ

どくだみ虫除けスプレーの作り方は簡単4ステップ!!

どくだみの虫除けスプレーを作るときはまず、どくだみの有効成分が溶け込んだ濃縮液、どくだみチンキを作り、それを薄めて作っていきます。

4ステップでどくだみ虫除けスプレーを簡単手作り!

STEP
どくだみを摘む

どくだみは5月から6月に花が開き旬を迎えます。

開花の5月、6月頃が最も薬効としての効果があると言われていますので、その頃に摘むようにしましょう。

なるべく排気ガスや農薬の影響が無く、犬の散歩コースにもなっていないところに生えているどくだみを選びましょう。

花、葉っぱ、茎と、特にこだわりなく摘んで大丈夫です。

枯れていなさそうな活きが良さそうなものを選びましょう。

STEP
どくだみを洗う

土や汚れが付いている場合もあるので水で洗ってよく乾かしましょう。

水気が残っているとカビのもとになるで、しっかりと乾燥させましょう。

ドライフラワーのようにしっかりと乾燥させる必要はありません。

虫除けの元ととなる成分「デカノイルアセトアルデヒド」は、乾燥すると消えてしまうので注意!!

STEP
アルコールに漬ける

あらかじめガラス製の瓶を煮沸消毒しておいてください。

そこにどくだみをいっぱいになるまで詰め込み、35度以上のアルコールをひたひたになるくらいまで注ぎます。

アルコールはホワイトリカーやウォッカを使う場合がほとんど。

液体に色がついて茶色っぽくなったら使用できます。

目安としては1週間ほどですが、1ヶ月ほどさらに置くと効果が増幅されます。

作ったどくだみチンキは1-2年で使い切るようにしましょう。

STEP
虫除けスプレーに加工する

虫除けスプレーの作り方は簡単!どくだみチンキをスプレー容器に詰めます。

どくだみチンキの原液のまま使うか、精製水で薄めて使うかは、使う人のアルコール耐性によって調節してください。

割合の目安
  • アルコールに強い方…アルコール1:1精製水
  • アルコールに弱い方…アルコール1:9精製水

例えば
【50ml容器に1:9で作る場合】

どくだみチンキ5ml、精製水45mlを用意します

お勧めの作り方として、最初は薄めの濃度で作って目立たないところでパッチテストをしてから使うのが良いです。

どくだみ独特の臭いはアルコールでマイルドに!気になる方はお好みでハーブ油を1-2適垂らそう

ハッカ油なら虫除け効果もあり、清涼感も出て暑い夏に気持ちよく過ごせます。

スプレー容器に詰める際、プラスチックの素材によってはひび割れを起こしたり、変色したり、溶けたりする可能性もあります。

アルコール対応のプラスティック容器を用意するか、ガラス製の容器を利用すると良いでしょう。

作ったスプレーは精製水が入っている為、冷蔵庫で保存し、1~2週間程度で使い切るようにしましょう。

どくだみの虫除け(どくだみチンキ)のその他の活用法

せっかく作ったどくだみチンキは虫除け以外にもいろいろと活用方法があるので見ていきましょう!

  • 化粧水
  • 入浴剤
  • 水虫対策
  • うがい薬

化粧水

どくだみの化粧水でにきびやアトピーが治った、シミが薄くなった、いぼが無くなったなど、皮膚疾患に悩む人が改善された声を多数聞いています。

化粧水を作るときもアルコールに弱い人はどくだみチンキを少なめにするとか調節してネ

作り方【100ml作る場合】

  • どくだみチンキ5ml
  • グリセリン5ml
  • 精製水90ml

薄めからチャレンジしてみると良いかと思います。

グリセリンを入れるとしっとりとします

保湿成分をたっぷりにしたいなら分量を増やし、逆にさっぱりさせたいなら減らしてみるなどして調節しましょう。

入浴剤

これもお好みですが、200Lの浴槽にチンキを15ml程度を目安に入れます。

どくだみチンキは肌荒れに効果があり、湯冷めしにくい、肌がすべすべになる、などの効果があります。

特に冬、肌の乾燥がひどい私ですが、どくだみチンキによって痒みから解放されました

水虫対策

強い殺菌作用で足の臭い対策や水虫にも効くとも言われています。
主人のやや臭う足に、毎晩ヌリヌリしています(笑)

うがい薬

やはり殺菌作用があるので、どくだみチンキは、うがい薬としても使えます。

うがい薬、買うの忘れてたー!!

なんていうときでも大丈夫。どくだみチンキでウィルスとはおさらばです!

どくだみの虫除けに使うアルコールで注意したい点3つ

ここでどくだみの虫除けを作るにあたって知らずに法律に触れてしまう可能性がある、という注意喚起をさせて頂きたいと思います。

え!?法律違反?なになに、どういうこと!?

注意して頂き点は以下の3つです。

  • アルコール度数は20度以上のものを使うこと
  • 譲渡や販売はしてはならない
  • 違反すると罰則がある

アルコール度数は20度以上のものを使うこと

お酒にどくだみなど、何か別のものを混ぜ、混和したものがアルコール度数1%以上である場合、新たなるお酒を「製造」した、とみなされます。

これは「酒税法によって酒造免許が必要である」と定められているのです。

どくだみの虫除けスプレー作るのに、アルコールがいるからアウトじゃん!!

ただし、これには例外があり、消費者が自分で飲むため・使うためならアルコール度数が20度以上ならばOK!!

なぜ20度以上?
  • 20度未満のお酒は漬けこむ過程で再発酵が起こる可能性がある
  • 再発酵でアルコール度数が上がり醸造行為とみなされてしまう可能性がある

参考 国税庁HP「自家醸造」

例えば、どくだみ虫除けスプレーを作るにあたって日本酒に漬けこんだらよりお肌に良さそう!と、日本酒を使いたくなるかもしれませんね。

日本酒のほとんどはアルコール度数が20度未満なので、法律違反になる危険性が高いので注意が必要です。

譲渡や販売はしてはならない

うまくどくだみチンキが作れた場合は、それを人にあげたい、または売りたい、なんて考え時も。

自分または同居している家族が利用する分には大丈夫ですが、 無償・有償に関わらず人にあげたり販売したりするのは法律違反となります。

違反すると罰則がある

法律違反してしまったら何か罰則があるの?

国税庁のホームページに以下のような記述があります。

酒類の製造免許を受けないで酒類を製造した者は10年以下の懲役又は100万円以下の罰金に、また、酒類の販売業免許を受けないで酒類の販売業をした者は1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられることがあります。

引用 国税庁【酒類製造・販売業免許関係(共通)】

つまり、20度以下のお酒で作ってしまったり、どくだみチンキを販売してしまったりしたら懲役や罰金があるということです。

ちょっと驚かせてしまいましたか?

でも35度以上のアルコールを使い、ご自分で使う分には全く問題ありませんのでルールを守って楽しみましょう!

まとめ

  • どくだみは虫除け、虫刺されの効果だけではなく、肌荒れや利尿作用、動脈硬化の予防、解熱や解毒効果など様々な効果がります。
  • 生のどくだみにはデカノイルアセトアルデヒドという成分があり、それが虫除け効果をもたらします。
  • どくだみの虫除けは市販のものより強力さ・持続力に劣るところがありますが、化学薬品を使わずお子様にも安心して使えます。
  • どくだみの虫除けは虫除けから虫刺され、肌荒れ対策まで1つで3役担います。
  • どくだみの虫除けはあせも、とびひ、にきび、アトピーなど、様々な皮膚疾患を改善できる可能性があります。
  • どくだみの虫除けスプレーは、摘む→洗う→漬ける→スプレー容器に入れる、の簡単4ステップで作ることができます。
  • 作ったどくだみチンキは虫除け・虫刺され以外にも化粧水、入浴剤、足湯としても効果があり、幅広い用途で使うことができます。
  • どくだみの虫除けを作るときのアルコール度数は20度以上、自分のためにのみ作りましょう。

自分で簡単に作ることができ、しかもお肌に優しくて安心して使える、自然素材であるどくだみの虫除けを是非お試し下さい!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

もくじ