あなたは寝具のダニ対策をどのようにしていますか?
ハイターを使って洗濯しています!
天日干しをしているよ!
そういえば、ワイドハイターとキッチンハイターではダニ撃退にどちらが効果あるのかしら?
ワイドハイターのように「ハイター」とつくとどちらもダニ撃退に効果がありそうですが、どちらも効果はありません!
他にも布団乾燥機や布団用クリーナーを使っているなど、それぞれのご家庭で寝具のダニ対策をしていることでしょう。
本記事ではダニの正しい撃退法や、死滅させる4つの方法を詳しくご紹介!
寝具のダニ対策をしっかりすると、清潔な布団でぐっすり休めるようになりますよ!
ダニは高温が弱点のため、布団乾燥機の温風でダニを死滅させる方法が1番のオススメです
ダニにワイドハイターは効果なし!理由を徹底解説
家にあるワイドハイターはダニの撃退に効果があるのかしら?
ワイドハイターは本来、衣類の洗濯時に洗濯洗剤と一緒に使うことで、汚れやシミを落とし、消臭や除菌にも効果が発揮するとされています。
除菌効果があるということは、布団のダニ撃退にも期待できそうですが、ワイドハイターはダニの撃退には効果がありません!
では、なぜワイドハイターはダニの撃退に効果が期待できないのか詳しくご紹介します。
【ワイドハイター】ダニは撃退できず数が減るだけ
ワイドハイターは、洗剤で洗っただけでは落としきれない汚れ・ニオイなどのお洗たく悩みを解決し、清潔で快適な生活を応援するブランドです。
引用 花王公式
ワイドハイターといえば酸素系の衣料用漂白剤。
我が家では靴下の汚れがひどい時やワイシャツの襟が黒くなった時にワイドハイターが大活躍。
抗菌効果があることから、ダ二も撃退できるのでは!と思われる方もいることでしょう。
ダニは細菌ではなく、生き物です。
ワイドハイターは衣服の汚れを漂白したり臭いの原因となる菌を抗菌したりする役割がありますが、ダニを撃退する殺菌効果はありません。
ワイドハイターはダニを撃退するまでには至りませんが、ダニを減らす効果は少しあります。
ダニ撃退にワイドハイターを使用していたあなた!!ダニを少し減らす効果はあるので、全くの無意味ではなかったですね。
【キッチンハイター】ダニ撃退の効果はなし!
「ハイター」とつくキッチンハイターは、ダニ撃退に効果が期待できるのでしょうか?
キッチンハイターは、ダニ撃退の効果はありません!
気になるキッチンハイターとワイドハイターを比べてみました。
キッチンハイター | ワイドハイター | |
種類 | 塩素系 | 酸素系 |
主な成分 | 次亜塩素酸ナトリウム | 過炭酸ナトリウム |
効果 | 漂白作用 除菌作用(ノロウイルス・コロナウイルス) 酸化作用 | 漂白作用 除菌作用 |
ダニ撃退 | 効果なし | 効果なし |
注意点 | 酸性のものと混ぜない 換気が必要 色落ちの可能性がある 高濃度では使用しない | 50~60度のぬるま湯が効果がでる 2時間以上のつけおきはしない |
キッチンハイターは塩素系で次亜塩素酸ナトリウム、ワイドハイターは酸素系で過炭酸ナトリウムという成分でできています。
キッチンハイターもワイドハイターも漂白作用や除菌作用があります。
塩素系洗剤であるキッチンハイターにはウイルスに対する殺菌効果がありますが、ダニの殺菌効果はありません。
キッチンハイターはノロウイルスやコロナウイルスなどのウイルスを殺菌する効果があります。
しかしダニを完全に撃退することはできません。
ダニの撃退法は洗濯だけでは効果がないようですね!
ダニは水に弱いのは間違い!弱点は60度以上の熱と乾燥
ダニは水に弱いから、洗濯すれば撃退できるんじゃない?
私もダニは水に弱いと思い、汚れや臭いがあればすぐ洗濯するようにしていました。
実はダニは水に弱いのは間違いで、60度以上の熱に弱いんですよ!
また生きているダ二は繊維にしがみつく特徴があるので、洗濯の時の水流では簡単には流されません。
引用 YouTube
ダニが熱に弱いのは、一目瞭然ですね!水だけではダニが流されないとは衝撃的でした。
ダニの死骸やフンは洗濯すると流れるので、洗い流すことも必要です!
ダニの弱点ってなんだろう?
60度以上の熱を与える他にもダニの弱点がないか気になりませんか?
- 高温
- 乾燥
ぜひダニの弱点を知り、正しくダニを撃退して清潔な布団で寝ましょう!
ダニを死滅させる方法は次の項目でご紹介しますね。
【弱点①】60度以上の熱!
ダニは50度以上の熱を20~30分与えると死滅すると言われ、60度以上であれば一瞬で死滅します。
なかなか自宅で50度~60度の高温を寝具に与えることは難しいですよね。
そこでおすすめなのがコインランドリーの衣類乾燥機や布団乾燥機です。
【弱点②】乾燥
ダニは50~60度の高熱の他にも乾燥に弱い生き物です。
ダニは、気温25~30度の湿度が60%以上が住みやすい条件です。
湿度が60%未満だと、ダ二の動きが鈍くなります。つまりダニの動きを活発化させないためには、乾燥が大切なんです。
布団は敷きっぱなしにせず、毎日畳んだ方が湿気がこもらず良いでしょう!
ダニを死滅させる方法は60度以上の熱!対策4つを紹介
私は30歳をすぎてから、喘息発症しました。血液検査の結果、花粉症とハウスダストによるものと判明!
部屋と寝具の掃除をこまめにしましょう!
お医者さんのアドバイスもあり、ダニを死滅させる方法を調べ実践することにしました。
あなたは正しい布団のダニを死滅させる方法をご存知ですか?
布団のダニの死滅には、晴れている日に外に干すのが効果的なんじゃない!
実は布団を天日干しすることは表面的にダニを殺菌することは可能ですが、ダニの完全死滅までには効果がありません。
ダニを死滅させる方法には、60度以上の熱が必要です!
ダニは25度~30度の気温で、湿気60%以上の場所が大好きです。
またダニのえさは髪の毛やフケ、皮膚のカスです。
ダニを死滅させるには、60度以上の熱で乾燥させればいいのね!
では布団のダニを死滅させる方法を4つ紹介します。ダニ対策に困っているあなた!
一緒に正しいダニの撃退法を知り、ダニを家から追いはらいましょう!
1.布団乾燥機を使いましょう
布団乾燥機は60度から70度の高温になります。
ダニは高温が弱点のため布団乾燥機の温風でダニを死滅させることが可能です。
寒い部屋だと布団の温度がなかなかあがらないので、室内の温度を上げてから布団乾燥機を使用するとより効果的でしょう。
また布団乾燥機を使った後は、ダニの死骸を掃除機や布団専用クリーナーで吸い取ると良いでしょう。
布団専用クリーナーはダニを除去するよりも、ダニの死骸やフンを吸い取る役割があります。
くしゃみや咳などのアレルギー症状を発症させる原因はダニの死骸やフンなどのアレルゲンです。
私は布団専用クリーナーを購入し安心しきっていましたが、布団乾燥機の後にクリーナーを使用すればより効果的なのですね!
2.クリーニングを活用しましょう
ダニを死滅させるには、布団の丸洗いが可能なクリーニングがおすすめです。
布団乾燥機を持っていなかったり、コインランドリーに抵抗があったりする人は、ぜひクリーニングを活用しましょう。
我が家は上の子が使っていた布団を、生まれてくる赤ちゃんにおさがりで使うためクリーニングに出してみました。
上の子が使った布団は天日干しをして押し入れにしまっていたけど、ダニが気になったので!
見た目がぺっしゃんこで少し湿っていた布団が、キレイになって戻ってきました!
最近は宅配クリーニングが人気です!
重い荷物を運ばなくてよく、web上で24時間いつでも簡単に申し込みができるため、幅広い世代から人気です!
クリーニングの相場は大きさにもよりますが、4000円~7000円ほどと値段は高めです。
3.車内で布団を干そう
夏の車内の温度は50度以上になることもしばしば。
高温を生かして、車内に布団を敷いておけば、ダニを死滅させることが可能です。
これでは、完全にダニを死滅させることができません。
車内に布団を干すときには、布団を折らずに敷きましょう。
また車内にダニの死骸やフンが飛び散る可能性があります。さらに布団を叩く行為は、厳禁です!
布団の中でダニの死骸やフンが砕け散り、飛び散ります。ダニの死骸やフンはアレルギーを起こす引き金です。
4.布団の打ち直しをしてみよう
あなたは布団の「打ち直し」という言葉をご存知ですか?
押入れにしまっていた布団を母が「打ち直しすればまた使えるようになるよ!」という会話から「打ち直し」という言葉を知りました。
布団の打ち直しとは、羽毛の場合、中にある綿を洗い乾燥させ、元のようにフカフカの布団に仕上げることです。
汚れた綿は処分し、洗ったり熱を加えて乾燥させたりするので、ダニの卵まで死滅させます。
綿布団は買った当初はフカフカですが、長年毎日使っていると、だんだんぺしゃんこ状態に。
打ち直しをすると新品同様、布団の厚みも元通りにフカフカになり、ダ二も完全に死滅させられるなんて、一石二鳥ですね!
私は調べた結果をもとに、布団を敷きっぱなしにせず毎日畳み、定期的に布団乾燥機を活用しながら掃除機をこまめにかけるようにしました。
今では喘息も落ち着いて気持ちの良い布団でぐっすり寝ています!
まとめ
- ワイドハイターもキッチンハイターもダニの撃退には効果がない。
- 塩素系洗剤であるキッチンハイターにはウイルスに対する殺菌効果があるが、ダニの殺菌効果はない。
- ダニは水に弱いのは間違いで、60度以上の熱と乾燥に弱い。
- ダニを死滅させる方法には、熱と乾燥が必要。
- ダニを死滅させる方法は、布団乾燥機がお勧め!!そのほか、クリーニング、打ち直しも活用しましょう。
- 車内で天日する際は、ビニール袋に入れ、布団を折らずに置きましょう。
ダニは湿度が高く、温度が25度~30度の場所を好みます。
ダニを増殖させないためにもダニが住みにくい環境作りをするとともに、こまめに掃除をするように心がけましょう。
ぜひ正しいダニ撃退法を実践することで、快適な睡眠がとれるようになりますよ!
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