タイヤフッドのデメリットは4つ!オートバックスや楽天との違いも解説

あなたは普段、タイヤ交換をどこでしていますか?

インターネットでタイヤ購入とタイヤ交換が予約できる｢タイヤフッド｣では、あなたの家の近くの提携店で安くタイヤ交換ができます。

家に居ながらタイヤ交換の予約ができる便利なタイヤフッドですが、デメリットが4つあります。

この記事ではタイヤフッドのデメリットとメリット、タイヤの金額や交換費用、オートバックスや楽天との比較なども具体的に紹介します。

タイヤフッドのデメリットは4つ!緊急時には不向き

タイヤフッドの口コミを見ると、たくさんのデメリットが出てきますが、本当にデメリットばかりなのでしょうか?

インターネットでタイヤ購入からタイヤ交換の予約までできるタイヤフッドは非常に便利ですが、向いている場合と向いていない場合があります。

タイヤフッドのサービスはどんな場合にデメリットが多いのか、メリットもあわせて紹介していきます。

タイヤを注文してから届くまでに時間がかかる

タイヤフッドでタイヤを注文したとき、タイヤが提携店に届くまで1週間以上かかる場合があります。

タイヤフッドでタイヤを注文するのはオンラインショップで商品を注文するのと同じイメージ。

タイヤがパンクしたからすぐに交換したいというような場合には不向きです。

タイヤ交換を急ぐ場合は、ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドなどの実店舗に相談しましょう

タイヤフッドはタイヤ交換までに時間の余裕がある人にお勧めのサービスです。

業者によってサービスの質に差がある

タイヤフッドの提携業者は全国に約4900店以上あることがメリットですが、提携業者が多いがゆえに、サービスの質にばらつきがあるのがデメリットに。

同じ作業を頼むなら、安心して任せられるお店にお願いしたいものです。

タイヤフッドの提携業者にはガソリンスタンドや整備工場、オートバックスなどがあり、ホームページで近くの提携業者を探すことが出来ます。

タイヤフッド公式サイト「提携業者検索」

口コミなどで近くにある提携業者の評判を確認することをおすすめします!

繁忙期には希望の日に予約が取りづらいことがある

タイヤフッドに限らず、タイヤ交換には繁忙期があります。

タイヤ交換が1番多い時期はノーマルタイヤから冬用タイヤに交換する時期で、予約が一気に取りづらくなります。

顔見知りのお店ならムリをお願いすることが出来るかもしれませんが、インターネット予約の場合はそうはいきません。

冬用タイヤに交換したい時には、できるだけ早く予約を取るか、予約が空くのを待つしかないでしょう。

パンク以外の買い換えや季節商品は、早めに予定を立てることをおすすめします!

注文をキャンセルする場合にキャンセル料がかかる

タイヤフッドでタイヤを注文する場合の注意点として、キャンセル料がかかるという点があります。

タイヤフッドのキャンセル料はキャンセルした時期によって金額が変わります。

時期	金額
商品発送完了メール受信前	商品代金×5％
商品到着後5日以内	商品代金×10％ ＋返送費用
商品到着後6～15日以内	商品代金×15％ ＋返送費用
商品到着後16日以上	キャンセル不可

例えば、1本8,000円のタイヤを4本(合計32,000円)注文した場合は

時期	金額
商品発送完了メール受信前	1,600円
商品到着後5日以内	7,600円
商品到着後6～15日以内	9,200円
商品到着後16日以上	キャンセル不可

商品が店舗に到着後はキャンセル料とは別に、タイヤの送料が1,100円（1本あたり税込）かかります。

タイヤが提携店に到着後5日以内にキャンセルすると、キャンセル料とタイヤ送料で12,000円になり、タイヤ1本の金額よりも高額に!

カー用品店でタイヤを注文した場合にもキャンセル料がかかる場合があるので、自分でタイヤを注文する場合は注意が必要ですね。

タイヤフッドでは店舗交換でタイヤのみを注文した場合には、手数料無料で交換可能

タイヤフッドには｢サイズ間違い安心保証｣というサービスがあります。

タイヤフッドでは提携店でタイヤ交換時にサイズ間違いが分かった場合、1人につき1回限り無料でサイズ交換してくれるんです。

最初に交換予定だった日より5日以内に、ホームページのお問い合わせフォームよりサイズ間違いあんしん保証申請をしましょう。

タイヤフッドのメリット2つ!タイヤ代は断然安い

タイヤフッドでタイヤを購入する時のデメリットを紹介しましたが、大きなメリットが2つあります。

タイヤフッドではタイヤ代が他のサービスで買うより安く、パンク保証が6ヶ月無料でついてきます。

お金に関わることなので、タイヤを選ぶ上ではとても重要なことです。

タイヤフッドのメリットについて詳しく解説していきます。

タイヤフッドのメリットはタイヤ代が安いこと

タイヤフッドでタイヤを購入する時のデメリットを4つ紹介しましたが、メリットはないのでしょうか?

タイヤフッドのメリットはディーラーやカー用品店などより安く購入できるところ

タイヤフッドではメーカーより大量に仕入れをしているので、仕入費用を抑え安く販売することができるんです。

販売はインターネットで行うため、人件費や店舗にかかる費用などが発生しないことも、安く販売できる理由。

いま車についているタイヤと同じ物を買うなら、タイヤフッドは絶対におすすめです。

タイヤフッドだとパンクあんしん保証が6ヶ月無料

タイヤフッドでタイヤを購入・交換すると、｢パンクあんしん保証｣という6ヶ月間のパンク保証が無料でついてきます。

	ベーシック保証	スタンダード保証 (税込)	プレミアム保証 (税込)
保証料金	0円	550円 (1本につき)	1,100円~1,650円 (1本につき)
加入条件	タイヤ1本以上購入	タイヤ1本以上購入	タイヤ4本
保証期間	6ヶ月	12ヶ月	24ヶ月
保証内容	パンクタイヤのみ	パンクタイヤのみ	パンク本数に関わらず タイヤ4本交換

製造年が2年以内のタイヤといっても不安がありますが、パンク保証がついていると万が一パンクしても安心ですね。

それでも心配な場合は、タイヤ1本につき550円で保証期間が12ヵ月になるスタンダード保証もあります。

プレミアム保証は1,100円~1,650円で24ヶ月パンクが保証され、もしタイヤが1本パンクしても4本すべて交換してくれる手厚い保証。

タイヤ代金と交換費用と配送料が保証の対象となります。

どの保証も上限金額は税込価格で10万円までで、万が一10万円を超えるとあなたの負担になります。

あなたに合った保証を選んでください。

タイヤフッドと系列店オートバックスの違いは2つ

タイヤフッドで注文したタイヤを交換してくれる提携店には、整備工場やガソリンスタンドのほかにオートバックスがあります。

タイヤフッドは、三菱商事グループであるカーフロンティアとオートバックスセブンの合弁会社。

提携店にオートバックスがあるのは納得できますね。

しかし、タイヤフッドの通常料金とオートバックスの料金には違いがあります。

タイヤフッドのオートバックス料金には窒素ガス充填費用が含まれているから金額が高いんです。

タイヤフッドでタイヤを注文すると、製造年が古いものが届く場合があります。

タイヤフッドのホームページには2年以内(104週以内）のものと記載があります。

1年前の製造のタイヤが届くこともあるので要注意。

タイヤフッドとオートバックスの違いをより詳しく紹介します。

タイヤフッドのタイヤ交換費用はオートバックスだと高い

タイヤフッドでタイヤ交換をする場合、オートバックスはガソリンスタンドや整備工場よりも交換料金が高くなっています。

どの位金額が違うのか比較してみました。

タイヤサイズ	タイヤフッド （税込）	タイヤフッド オートバックス （税込）
16インチ以下	2,640円	3,300円
17・18インチ	3,190円	3,850円
19インチ	4,290円	4,950円
20インチ	4,840円	5,500円
21インチ以上	5,500円	6,160円

金額だけ比べるとなぜ?と思いますよね。

オートバックスでは窒素ガスを充填するからタイヤ交換料金が高い

タイヤフッドのオートバックス料金には、窒素ガス充填費用が含まれています。

タイヤに普通の空気ではなく窒素ガスを入れると、どんな違いがあるのでしょうか?

酸素に比べて窒素ガスはゴムを通り抜けにくい性質があるので、タイヤの空気が抜けにくくなります。

オートバックスで充填してくれる窒素ガスは、タイヤの空気が抜けにくく適切な空気圧を長く保てるので、燃費の向上に。

また窒素ガスは、温度変化の影響を受けにくいことでタイヤの空気圧が安定し、乗り心地がよい状態が保てます。

空気よりも窒素ガスは音の伝導率が低いので、走行中のロードノイズを軽減する効果もあります。

タイヤフッドとオートバックス店舗で料金を比較

タイヤフッドのタイヤ料金は、ディーラーはもちろん、カー用品店と比べても安いです。

実際に私の車のスタッドレスタイヤを交換するために、料金を調べたので比較してみました。

メーカー	ブリヂストン
商品名	BLIZZKA(ブリザック)
サイズ	175/80R16 91Q

比較内容	タイヤフッド (税込)	オートバックス (税込)
タイヤ1本の価格	15,950円	19,725円
タイヤ4本の価格	63,800円	78,900円
送料	4,400円 (1,100円×4)	0円
16インチタイヤの 交換工賃	10,560円 (2,640円×4)	7,040円 (1,760円×4)
ゴムバルブ	0円 (交換工賃に含む)	1,760円 (440円×4)
窒素ガス充填	設定なし	1,100円 (275円×4)
廃タイヤ処分料	0円 (交換工賃に含む)	2,200円 (550円×4)
合計	78,760円	91,000円

タイヤフッドでタイヤを注文した場合には送料がかかりますが、送料を含めてもタイヤフッドのほうが安い結果になりました。

またタイヤ交換店舗にオートバックスを選んで、窒素ガスを充填してもらったとしても、やはりタイヤフッドのほうが安いです。

ただ、タイヤフッドでタイヤを注文する場合に注意点があります。

タイヤフッドのタイヤは製造年が新しいものが届くとは限らない!

オートバックス店舗で販売されていたタイヤは製造年が今年の商品でしたが、タイヤフッドのタイヤは製造から2年(104週)以内の商品とのこと。

正しく保管されていれば2年以内のタイヤなら全く問題はないのですが、できるだけ新しいタイヤが欲しい場合にはお店で確認して購入しましょう。

タイヤフッドでのタイヤ交換の流れを解説

タイヤフッドでタイヤ交換をするには、すべてインターネットで手続きを行います。

タイヤフッドの公式ホームページからタイヤ交換をする店舗を決めて、タイヤを選びましょう。

便利なタイヤフッドですが、予約当日にお店に行けなくなった時などキャンセルをするとキャンセル料がかかってしまいます。

タイヤ交換の予約は、必ず予定に余裕がある日を選びましょう。

ここからはタイヤフッドでのタイヤ交換の流れを解説していきます。

【その1】自分の目的にあったタイヤを選ぶ

タイヤフッドでは｢かんたんタイヤ検索｣という商品検索サービスを使ってタイヤを選ぶことができます。

｢車種から探す｣で車のメーカーを選び、つぎに車種を選択します。

車種はあいうえお順に並んでいるので、あなたの車をさがしましょう。

次に車の年式を選択するとタイヤのサイズが出てきます。

タイヤサイズが何種類かある場合は、メモしてきたタイヤサイズを選びます。

最後に、サマータイヤ・スタッドレスタイヤなど目的にあわせてタイヤの種類を選ぶと、商品一覧が出てきます。

おすすめや最安値などタイヤの情報を見て、欲しいタイヤを選びましょう。

車に合ったタイヤが表示されるまで、迷うことなくサクサク検索できるので、初めてでも安心です

【その2】近くのタイヤ交換店舗を選んで予約

タイヤが決まったら、タイヤ交換をしてもらう提携店舗を探して、予約を取ります。

タイヤフッドには、提携店舗が全国に4,900店舗あるので、あなたの家の近くにも数店舗は見つかるでしょう。

知っているガソリンスタンドや整備工場だと安心してお願いできますよね。

もし提携業者に不安がある場合には、口コミなどで評判を確認することをおすすめします!

【その3】予約をしたお店でタイヤ交換完了

タイヤフッドのホームページで予約が完了したら、あとは予約日に提携店舗に行ってタイヤ交換するだけ。

時間まで決めて予約しているので、何時間も待たされる心配はありません。

ただし、注意点が1つ!

タイヤフッドでのタイヤ交換は、万が一予約日に行けなくなった場合にキャンセル料が発生するので要注意です!

できるだけ余裕のある日を選んで予約しましょう。

タイヤフッドの楽天と公式のサービスの違い6つ

タイヤフッドは楽天市場でもタイヤが買えるサービスがあります。

しかしタイヤフッドと楽天市場とではいくつかの違いがあるんです。

	タイヤフッド	楽天
パンク保証	6ヶ月無料
タイヤ交換の工賃	高い	安い
送料	1本1,100円 (税込)	無料
タイヤの金額	安い	高い
サイズ間違え保証

タイヤフッドと楽天とのサービスの違いを詳しく解説します!

【楽天市場との違い1】パンク保証が別

タイヤフッドでタイヤを購入し交換すると、6ヶ月間のタイヤパンク保証が無料でついてきますが、楽天市場では無料の保証がありません。

同じタイヤを4本同時購入した場合に限り、お金を払って保証をつけることができます。

	スタンダード保証 (税込)	プレミアム保証 (税込)
保証料金	550円 (1本につき)	1,650円 (1本につき)
加入条件	タイヤ1本以上購入	タイヤ4本
保証期間	12ヶ月	24ヶ月
保証内容	パンクタイヤのみ	パンク本数に関わらず タイヤ4本交換

楽天市場でも12ヶ月保証はタイヤフッドと同じですが、24ヶ月保証の場合はタイヤサイズによって少し高くなる場合があるので注意しましょう。

【楽天市場との違い2】交換工賃が違う

楽天市場のタイヤフッドでタイヤを購入し、タイヤ交換を予約するには、楽天Carタイヤ交換チケットを一緒に購入する必要があります。

タイヤ購入時に楽天Carタイヤ交換チケットを同時購入すれば、希望の提携店にタイヤが配送され、予約した日時にタイヤ交換が可能。

実は、タイヤフッドと楽天市場では、タイヤ交換の工賃が違うんです!

タイヤサイズ	タイヤフッド (税込)	楽天Carタイヤ (税込)
16インチ以下	2,640円	2,090円
17インチ	3,190円	2,310円
18インチ	3,190円	2,530円
19インチ	4,290円	3,520円
20インチ	4,840円	3,960円
21インチ以上	5,500円	4,840円

一見楽天市場のほうが交換料金が安いのですが、楽天Carタイヤ交換にはゴムバルブ交換費用と廃タイヤ費用が含まれていません。

ゴムバルブ交換が210円~440円、廃タイヤ費用が400円~550円位なので、タイヤサイズによってはタイヤフッドのほうが安くなることも。

また楽天Carタイヤ交換だとゴムバルブ交換と廃タイヤ費用は交換店で別途支払いとなります。

金額と手間を考えると、タイヤフッドのほうがおすすめです。

【楽天市場との違い3】送料が無料

タイヤフッドと楽天市場では、タイヤの送料にも違いがあります。

	タイヤフッド (税込)	楽天市場
タイヤ1本 あたりの送料	1,100円	0円

タイヤフッドの送料は1本あたり1,100円なので、4本頼んだ場合は4,400円です

楽天市場のタイヤフッドでは、タイヤの送料が無料です。

【楽天市場との違い4】楽天のほうがタイヤが高い

タイヤフッドと楽天市場で同じタイヤを比較すると、楽天のほうがタイヤ代が高いです。

タイヤフッドとオートバックスで比較したものと同じタイヤを楽天でも比較してみました。

比較内容	タイヤフッド （税込）	楽天市場 （税込）
タイヤ1本 の価格	15,950円	17,490円
タイヤ4本 の価格	63,800円	69,960円
送料	4,400円 (1,100円×4)	0円
合計	68,200円	69,960円

オートバックスほど金額の差はありませんでしたが、タイヤフッドのほうが安かったです。

楽天のタイヤフッドで購入すると楽天ポイントがつく

楽天市場で買い物をすると楽天ポイントが付与されます。

タイヤによっては楽天ポイント分を差し引くとタイヤフッドよりも安くなる場合もあるので、検討する価値はあります。

特に楽天カードをメインで使用している人にはメリットが大きそうですね。

【楽天市場との違い5】サイズ間違い保証がない

タイヤフッドには｢サイズ間違い安心保証｣というサービスがあります。

もし間違ったサイズを注文しても、1人1回だけ無料で交換してもらえますが、楽天市場で買うとサイズ間違いの保証がありません。

通販でタイヤを買う場合は注文時に細心の注意が必要ですが、｢やってしまった!｣という時にタイヤフッドのほうが安心ですね。

まとめ

• タイヤフッドの１番のデメリットは緊急時には向いていないこと
• タイヤフッドでは繁忙期には予約が取りづらい
• タイヤフッドの提携店の中で、オートバックスは交換費用が他の提携業者より高い
• オートバックスの店舗よりタイヤフッドのほうが安くタイヤを購入できる
• タイヤフッドは、インターネットでタイヤ購入からタイヤ交換の予約まで簡単にできる
• 楽天市場でもタイヤフッドのタイヤは注文できるが、サービスや保証に違いがある

タイヤフッドでのタイヤ交換について、デメリットやメリットを解説しました。

緊急のタイヤ交換でなければ、タイヤフッドはカー用品店などに比べて安くタイヤ交換ができます。

注文するときにはサイズ間違いや予約日に注意して、お財布に優しいタイヤ交換をしましょう!